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防衛政策転換の年になる?

  2023年1月7日 カテゴリ:為書


課題山積みの岸田政権

 皆さま、あけましておめでとうございます。皆さまにとってより良い一年になりますように。そして当サイトを引き続き応援よろしくお願いいたします。
 さて日本の政治を見れば、かつてないほど課題が山積みです。北朝鮮や中国を念頭に置いた防衛力の強化、日銀の金融政策の方向転換、子育て政策や予算の充実など、ほとんどの課題が今に始まったことではありませんが、端的に言えば「切羽詰まった」というところでしょうか。岸田総理は「先送りできない」と、別の言葉を使って年頭所感でおっしゃっていました。

ロシアのウクライナ侵攻から何を学ぶか

 ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経過しようとしています。ロシアは当初この侵攻が短期間で終わると思っていたようです。義勇の戦いはいつの間にか「戦争」の表現に変わりました。権力者は「矛と盾」を上手に使い分けます。
 この戦争で日本は何を学んだでしょうか。それは「他国は簡単に助けてくれない」ということではないでしょうか。戦争の形も現代ならではです。大量破壊兵器や生物兵器といった、人類がこれまで恐れてきた兵器より、ドローンや無人飛行機といった新たな兵器も登場しています。サイバー戦争や情報戦がここに加わり、人の手を介しない、「静かな兵器」がこれからの戦争のトレンドになるかもしれません。
 人類の持つ兵器は高度化、重量化しすぎてもう大国間の戦争は簡単に起こせる状況にありません。大きな損害も与えられるかもしれませんが、負う傷も大きい。「自国のことは自国で」日本も米国に頼った安全保障政策の軌道修正が求められています。

「防衛費増」払うより買ってもらおう

 来年度予算案における防衛費は6兆8000億円程度と、今年度の当初予算より1兆4000億円程度と増えました。今後さらに増大の見込みであり、政府は当初「税金で」と増税を示唆しました。一部の政治家から異論があり、議論は紆余曲折ですが、民意は「防衛力強化はやむなし」との意見が多いようです。
 そこで同じやるなら、国が栄える方法を取ってはいかがでしょう。他国から兵器を買い取る方法から売る方法を考えるのです。兵器そのものは無理でしょうから、重要な部品製造を担う方法がありかもしれません。日本は大企業だけでなく、優れた中小企業がたくさんありますが、ものづくり大国・日本の面影もおぼろげです。事業の継続に不安を抱える中小企業経営者もたくさんいます。米国をはじめとする他国は、技術革新や外貨獲得に国防を使います。防衛力強化にかかるお金をどれだけ国内で回せるか、さらには他国から外貨をどう稼ぐか、そんな視点で中長期的な国民議論を醸成してほしいと考えます。

選挙も?今年もよろしくお願いします。

 課題山積み、議論百出の今年。ひょっとしたら、衆院の解散もあるかもしれません。度重なる内閣改造も、支持率回復には至らない現政権。政権や党の基盤強化に解散の手を使うことも十分に考えられます。
 当サイトでは引き続き、真心を込めた「為書き」を制作してまいります。皆さまのご多幸を祈念しつつ、なにかの際にはごひいきをいただきますよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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