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いよいよ明日、参院選

  2022年7月9日 カテゴリ:コラム


明日7月10日投開票

 2022年の参院選がいよいよ明日10日、投開票されます。物価高や賃上げなどを争点に与野党が論戦を繰り広げてきましたが、それも今日まで。明日には国民の審判が下ります。
 今回の参院選で与党の自公が過半数を握るには55議席、自民党が単独で過半数を握るには69議席が必要です。岸田文雄首相は「自公で過半数」を勝利ラインに掲げていますが、「党内の安定基盤を築くには不十分」との声もあり、自民や与党、さらには勢い増す日本維新の会が大阪以外のところでどれだけ議席を獲得できるか、注目されるところです。

前回の投票率は48.80%。今回は?

 前回3年前の参院選投票率は48.80%でした。投票率が50%を下回るのは戦後2回目で、過去2番目に低い投票率です。投票を行った年代を見ても、60歳代の投票率が63.58%だったのに対し、20代の投票率は30.96%と約半分の投票率。選挙は、私たちの民意をダイレクトに伝える唯一の機会です。期日前投票にいけなかった人は、ぜひ明日、投票に行ってください。

安倍元首相襲撃事件をどう見る?

 この事件が選挙にどう影響するのかを書こうとしているわけではありません。投開票日の10日の直前とも言える8日、奈良市内で候補者の応援演説中に起きた元首相の襲撃事件は、近年の日本ではありえなかった事件です。少なくとも首相経験者が襲撃された事件は戦後ではありません。戦後すでに75年以上が経過しており、多くの国民の記憶にはありません。このような事件は国民はどこか「よその国のこと」と思っていたのではないでしょうか。
 それが白昼堂々、多くの人の前の前で行われました。付近は、県内有数の集客拠点があり、近鉄・西大寺駅というターミナル駅付近で起きています。これまでも東京など多くの人々が交錯するところで無差別事件など残虐な事件が起きていますが、狙われたのは群衆であって権力者ではありません。
 権力や言論を暴力で封殺することは決して許されることではありませんが、もしこうしたことが今後も続くのであれば、今度は権力の側が国民を縛ることが一気に加速することもありえるのではないかと危惧しています。

政治家は未来を語ってほしい。

 参院選の争点ともなった物価高や賃上げは、「今」の問題を語るものです。それだけ日本はかつての豊かな国の地位が危うくなってきたのでしょう。加速する円安は、円の力が国際的に見て弱っている証拠です。円安は輸出企業に有利に働くので、「よし」という評価もできますが、国民の資産が海外に移転する事象でもあり、日本はどんどんやせ細っていく危険が増しています。
 政治家や候補者の人には、10年先、20年先、いやもっと未来も語ってほしいと思います。私たちの子どもや孫、次の世代まで、日本は豊かなままでいられるでしょうか。今の大人たちが食いつぶしているだけの日本になっていないでしょうか。
 少子化や人口減少、消えゆく地域、借金だらけの国の財政、私たちの年金、先細りする貯蓄・・・日本にはもっと議論しなければいけないテーマがたくさんあります。
 ところが選挙戦に突入すれば、こうした大局的なテーマはどこか置き去りにされている感があります。若い人の選挙への関心が低いのも、候補者のメッセージが、若い人の関心とずれているのかもしれません。
 国民もメディアも、選挙の争点を「今」だけに置くのは、どこか無責任ではないかとも思います。明日の参院選ではぜひ、大きなテーマも考慮して、貴重な一票を投じてください。

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